ブログ|JIZAKE漁火

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新着情報

お盆期間中も営業いたします

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お盆期間中も営業いたします。
代わりに、夏休みは17日から20日までとらせてもらいます

5月5日(祝・火)は休まず営業いたします

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5月5日は火曜日ですが、通常通り営業いたします。

焼きうどんのレパートリー追加

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氷見うどんは細いながらもコシがあって、いろいろな味の焼きうどんにアレンジできる優れものです。今回新たに味のレパートリーとして、えびしお味を追加しました。濃厚なえび味噌の旨味が、えび好きの人も満足できる仕上がりとなっています。

蔵出し一番

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新潟県は吉乃川より極上 吉乃川 無濾過大吟醸生原酒 蔵出し一番です。大吟醸クラスとしては珍しい生原酒タイプで、わずかに炭酸ガスを含んだ爽快な香味が特徴です。注意書きには香味を楽しむためワイングラスで飲むのがオススメだそうです。ショット限定で提供します。

山形のレア酒おすすめです

日本酒の新メニューの紹介です。毎年人気で入手も困難な「三百年の掟やぶり」は蔵元は山形市にあり、タイプは本醸造で無濾過生原酒です。

なんといってもすごいのは、そのアルコール度数。原酒タイプは総じて度数が高めなんですが、これはその中でも別格の度数19~20度と焼酎なみです。

さて、この逆ギレバトルマンガの必殺技のような名前ですが、この蔵元が三百年続いていること、この蔵では代々、酒は濾過して作っていることを「掟」としており、蔵人しかまたは、たまたま絞る日に訪れる見学者しか飲めないようなしぼりたてのお酒を商品化し、この銘柄にされたそうです。

試飲した感想は、これが日本酒かと思えるような味で、フレッシュ感や酸味など白ワインのようです。若干舌にピリピリと炭酸を感じるので、瓶内でも発酵しているようです。アルコール度数の高さはあまり感じないので、スイスイ飲みすぎると後が大変になりそうです。

値段も非常にリーズナブルなので、一度お試しください。

蓄積はあっという間、消化はなかなか

久しぶりの更新ですいません。ここ最近、積もりに積もった身の回りの物事の処理にプライベートな時間を取られる日々です。具体的には、確定申告がらみの積もったデスクワークだったり、買いだめした本だったり、録りだめした映画だったりとあまりにも溜まってしまっているのです。

「チリも積もれば山となる」と言いますが、実際の現代社会では、暴風雪のごとくの勢いでチリが積もってしまい、気が付けば処理し切れないほどの山になってしまい辟易してしてしまうのが実感です。北国の積雪しかり、銀行の不良債権しかり、腹回りの脂肪もそうですね。

中でも録り溜めした映画は中々処理できません。2時間かそこら他の事は一切できないし、夜中の3時ごろに見ようかなと思っても、時間を計算して寝るのは5時以降になるなと考えると、再生ボタンを押す手も躊躇してしまいます。そうやって次第にハードディスクの容量がパンパンになって、泣く泣く消去してしまうはめになります。

だったら最初から録画するなと言われそうですが、そもそも映画の数って昔に比べで多すぎませんか。いや、映画に限らずテレビドラマや本、テレビのチャンネルが多すぎます。どうやってみんなは処理しているのでしょう。適当にランキング上位の作品、ベストセラー、視聴率の良い番組だけを見るのも一つでしょうけど、それでは自分に合った本当の感動作になかなか出会えないような気がします。

実はそんなことは飲食店にも当てはまる訳で、飲食店の数が多すぎるから、ネットでの評判やユーザーのランキングを当てにしてしまう傾向があります。でもそれでは、本当に自分の舌に合った店にはなかなか出会えないんです。ましてや映画に比べて、飲食店は個性の幅も広いですから。もちろん当たり外れがありますけれど、情報に流されずいろいろなお店を試してみてはどうでしょうか。

power outage

昨日のスーパーボウルを見ていたら突然音声が途切れ、選手もプレーを中断していた。それが数分続いたから、一体何が起こったのかと思っていたら、「現地の停電により試合が中断しています」のテロップが。こんな世界的イベントの最中で停電だから関係者の慌てぶりは相当なものだったでしょう。もし停電が数十分前だったらビヨンセのハーフタイムショー中だったので不幸中の幸いだったかもしれません。

お店も、過去に数回、停電という事態が発生しており、お客様には懐中電灯の光ただ一つで食べてもらった事があります。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、こればっかりはどうすることもできません。

停電はお客様にも迷惑ですが、飲食店にとっても迷惑なことで、冷蔵庫や冷凍庫が止まってしまっては商品である食材が痛んでしまいます。短期に復旧できればいいのですが、一晩とかになると食材がアウトで損害が大きくなります。昨年夏の計画停電には肝を冷やしました。

さて、今年も立春を迎え、月の桂の立春朝絞りを発売します。フレッシュで白ワインのような香りは例年通りですが、今年のは若干薄く「濁り」があって、にごり酒のようなヨーグルト風の酸味が際立っています。同じ月の桂が出しているにごり酒に味が近いです。売り切れ次第終了ですのでお早めにどうぞ。

 

ジムビーム ブラック

ドリンクメニューの新商品の紹介、ならびにキャンペーンの告知です。

バーボンウイスキーであるジムビームの最上級品6年以上の長期熟成、ブラックラベルの登場です。

そもそもバーボンというのは、とうもろこしを主原料にしたウイスキーであり、アメリカのケンタッキー州で作られたものの呼称で、語源はフランスのブルボン朝に由来するそうです。なので単なる呼び名だけであって中身はウイスキーと変わりありません。日本のお酒で例えるなら、球磨焼酎(米焼酎)や壱岐焼酎(麦焼酎)みたいなもんでしょうか。

大麦麦芽であるモルトを主原料にしたスコッチウイスキーに比べて、バーボンを含めたアメリカンウイスキーの特徴は、樽の香りが強く、味わいも荒々しくパンチが効いているのが違いでしょうか。個人的にも大好きでもっぱら毎日の晩酌(寝酒?)はバーボンです。

ところで昔、英会話学校のCMで「バーボン プリーズ!」と言ってもバーテンに通じないシーンがありましたが、日本風に言えば「球磨焼酎くれ!」「壱岐焼酎くれ!」と言ってるようなもんで、そりゃバーテンは困惑するだろうと言う話です。たまに店でも「酒くれ!」「焼酎くれ!」という人がおられ適当に対処しますが、海外では基本的にお酒は銘柄を言って頼むので、先のCMの頼み方はいずれにしろ不適切ということです。

ジムビームブラックはしばらくキャンペーンということでご注文頂いた方は、スクラッチカードを引いていただき、当たればささやかながら景品をプレゼントいたします。是非お試し下さい。

 

 

絶望ノート

最近、ニュースやワイドショーでいじめや体罰の事件が取り沙汰されているが、見ていても、キャスターや専門家の歯切れが悪い。理論的にシステムでいじめをなくそうとすると、かえっていじめの生まれる温床ができることになってしまうし、感情論や経験則をもとに「いじめられる方にも問題がある」なんか言ってしまうと叩かれるのは目に見えているからである。

個人的には、大人がいじめの被害者に対していかに逃げ道―人生の選択肢―を指し示してあげるかではないかと思うんですが、そもそもいじめの定義があいまいで、まわりがそうは思わなくても被害者本人がいじめと感じるといじめになってしまう。アホ、ブス、チビと言われても大人は他愛なく思う程度だが、子供にとっては恥ととらえ、生きてく意欲を失うこととなる。

それにいじめそのものが発覚しにくい性質で、被害者はいじめられることは恥ずかしいことなので、先生や親に言う訳がないし、親に言ったとして、先生や加害者の親に問い詰めても、事なかれ主義の学校側は認めないし、加害者の親もわが子かわいさに取り合ってくれない。目撃者であるクラスメイトもチクれば自分にいじめの矛先が向くので誰も言わない。そうして自殺という最悪の結果ではじめてまわりが大騒ぎするという次第である。

最近読んだ小説で、こうしたいじめをテーマにした小説があるのでおすすめの一冊を紹介します。

歌野晶午の「絶望ノート」です。ネタばれしない程度に内容を申すと、ある日、中2の息子の机の引き出しから、表紙に「絶望」と書かれた日記帳を母親が偶然見つけます。その中身を見て母親は愕然とします。そこには、息子が学校でいじめを受けていることが赤裸々に綴られており、自殺しようとしたがダメだったことや、万引きまでさせられていることなど、日々、いじめを受けて苦しんでいる日常が克明に記されているのです。「まさか自分の息子が学校でいじめを受け、こんなに苦しんでいるとは」日記を盗み見してしまった母親がとった行動とは…

結末へ行くにつれ、だんだん、いじめとは違う別のテーマへと変わっていくのがミソですが、私は子を持つ親ではないのでその気持ちがわかるとまでは言いませんが、子を持つ親にとっては結構ショッキングな内容です。ぜひご一読を。

 

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。昨年は当店をご利用頂いたお客様、ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

営業は5日(土)よりはじめます。