• ご予約
  • Reservation
新着情報

カテゴリー別アーカイブ: 新メニュー

山形のレア酒おすすめです

日本酒の新メニューの紹介です。毎年人気で入手も困難な「三百年の掟やぶり」は蔵元は山形市にあり、タイプは本醸造で無濾過生原酒です。

なんといってもすごいのは、そのアルコール度数。原酒タイプは総じて度数が高めなんですが、これはその中でも別格の度数19~20度と焼酎なみです。

さて、この逆ギレバトルマンガの必殺技のような名前ですが、この蔵元が三百年続いていること、この蔵では代々、酒は濾過して作っていることを「掟」としており、蔵人しかまたは、たまたま絞る日に訪れる見学者しか飲めないようなしぼりたてのお酒を商品化し、この銘柄にされたそうです。

試飲した感想は、これが日本酒かと思えるような味で、フレッシュ感や酸味など白ワインのようです。若干舌にピリピリと炭酸を感じるので、瓶内でも発酵しているようです。アルコール度数の高さはあまり感じないので、スイスイ飲みすぎると後が大変になりそうです。

値段も非常にリーズナブルなので、一度お試しください。

power outage

昨日のスーパーボウルを見ていたら突然音声が途切れ、選手もプレーを中断していた。それが数分続いたから、一体何が起こったのかと思っていたら、「現地の停電により試合が中断しています」のテロップが。こんな世界的イベントの最中で停電だから関係者の慌てぶりは相当なものだったでしょう。もし停電が数十分前だったらビヨンセのハーフタイムショー中だったので不幸中の幸いだったかもしれません。

お店も、過去に数回、停電という事態が発生しており、お客様には懐中電灯の光ただ一つで食べてもらった事があります。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、こればっかりはどうすることもできません。

停電はお客様にも迷惑ですが、飲食店にとっても迷惑なことで、冷蔵庫や冷凍庫が止まってしまっては商品である食材が痛んでしまいます。短期に復旧できればいいのですが、一晩とかになると食材がアウトで損害が大きくなります。昨年夏の計画停電には肝を冷やしました。

さて、今年も立春を迎え、月の桂の立春朝絞りを発売します。フレッシュで白ワインのような香りは例年通りですが、今年のは若干薄く「濁り」があって、にごり酒のようなヨーグルト風の酸味が際立っています。同じ月の桂が出しているにごり酒に味が近いです。売り切れ次第終了ですのでお早めにどうぞ。

 

ジムビーム ブラック

ドリンクメニューの新商品の紹介、ならびにキャンペーンの告知です。

バーボンウイスキーであるジムビームの最上級品6年以上の長期熟成、ブラックラベルの登場です。

そもそもバーボンというのは、とうもろこしを主原料にしたウイスキーであり、アメリカのケンタッキー州で作られたものの呼称で、語源はフランスのブルボン朝に由来するそうです。なので単なる呼び名だけであって中身はウイスキーと変わりありません。日本のお酒で例えるなら、球磨焼酎(米焼酎)や壱岐焼酎(麦焼酎)みたいなもんでしょうか。

大麦麦芽であるモルトを主原料にしたスコッチウイスキーに比べて、バーボンを含めたアメリカンウイスキーの特徴は、樽の香りが強く、味わいも荒々しくパンチが効いているのが違いでしょうか。個人的にも大好きでもっぱら毎日の晩酌(寝酒?)はバーボンです。

ところで昔、英会話学校のCMで「バーボン プリーズ!」と言ってもバーテンに通じないシーンがありましたが、日本風に言えば「球磨焼酎くれ!」「壱岐焼酎くれ!」と言ってるようなもんで、そりゃバーテンは困惑するだろうと言う話です。たまに店でも「酒くれ!」「焼酎くれ!」という人がおられ適当に対処しますが、海外では基本的にお酒は銘柄を言って頼むので、先のCMの頼み方はいずれにしろ不適切ということです。

ジムビームブラックはしばらくキャンペーンということでご注文頂いた方は、スクラッチカードを引いていただき、当たればささやかながら景品をプレゼントいたします。是非お試し下さい。

 

 

仔牛の牛たん

めずらしい食材が手に入りましたので、新メニューを考えました。

普通の牛たんとはひと回り小さめの仔牛の牛たんです。

仔牛の肉はピンクがかった赤色をしており、肉質はしっとりと繊細なのが特徴で、赤身でも柔らかい食感をしています。

さて、牛たんといえば、薄くスライスして塩焼きが定番ですが、ここは仙台牛たん風に厚めに切って焼いてみることにします。

切った牛たんを味噌床に数時間漬けた後、黒こしょうを振り、バターソテーする感じで焼いてみました。

味はかなり仙台風に近づけましたが、難点は部分によって硬いことです。舌先(写真の左端)の部分は分厚く切るとあまりにも硬いので使えません。

しかし、芯の脂肪が入った部分は心地いい噛み応えで、絶品の味でした。

しばらく新メニューで使っていきます。レギュラーメニューになるかはお客さんの反応次第です。

 

ひがしもの

通年、当店ではマグロは塩釜より生マグロを仕入れているのですが、秋から冬にかけてのこの時期、「三陸塩釜ひがしもの」というブランドもののマグロを扱っています。

これはこの時期に三陸沖の近海で獲れるメバチマグロのうち、鮮度や色艶、脂ののり、サイズなどを目利き人により、選別されたものだけが「ひがしもの」という称号が得られるブランドまぐろです。

このマグロは三陸沖のサンマやイワシを餌としているので、良質の脂をたっぷり蓄えているので、赤身までも脂が広がっています。店にも出している、あの美味しいサンマやイワシを食べているから、このマグロも美味しいのは道理です。

ところでこのブランドマーク、どこかで見覚えがあるかと思っていたら、1年ほど前、ニュース映像で小沢さん?前原さん?が震災復興関連で演説しているバックでこのマークがでかでかと写っていました。塩釜の水産関係では、震災復興のシンボルの1つとして、このブランドを全国展開していくようです。

 

メタボなサンマ

秋の味覚の代表格サンマの登場です。宮城の塩釜から取り寄せているサンマは、まだ「はしり」のこの時期でも脂がのっています。

サンマって「秋刀魚」と書くようにスラリと細長い魚だと思っていましたが、ウチのはこんなに、丸々と太ったメタボ体型のサンマです。

塩焼きがもちろんおいしいのですが、新鮮なサンマは刺身にすると最高です。

この時期当店イチ押しのサンマの刺身、しばらく10月頃までメニューにありますので、是非ご賞味下さい。

山崎・白州ハイボール

はじまりましたねえ、サッカーW杯最終予選。もちろん、試合時間は営業中なので、リアルタイムでは見られず、家に帰ってからの録画観戦ということになります。

サッカーに限らず、毎週の競馬などは、録画観戦になるんですが、これがちょっとひと苦労。結果を知ってから見たのでは、知らずに見るのに比べ、感動も8割減てところです。だから結果を知らないようにすることに神経を尖らせています。

まず、家に帰ったころにやっているテレビのスポーツニュースは見ない、ネットのポータルサイトは見ない、携帯に配信されてくるニュースは見ない。テレビを点けたときに試合のシーンが映らないよう、チャンネルを変えてからテレビを消すなど。

このように「見ざる」の方は自らの努力でなんとかなるのですが、「聞かざる」の方は厄介である。「見ざる」は徹底しているにも関わらず、帰ると父から、結果を聞かされたり、お客さんの会話からふと耳に入ったりする。

このような経験をされている人は結構おられるんじゃないでしょうか。例えば、仕事時間中にW杯の試合が重なって、帰ってゆっくり見ようと思っていたのに、職場の同僚から結果を聞かされたり、中には試合の経過をリアルタイムで実況されたりするのは、よけいなお世話である。

そんなことなら、前もって周りの人に、結果は言わないでくれとお願いしておけばいいんですが、サッカーの場合「いい試合だった」とか競馬の場合「すごく荒れた」とか、一応、結果は言ってないからと配慮してくれているつもりでも、全然配慮になっていない。

そんな短い感想ワードだけでも結果が読めてしまうし、何も言わなくても表情だけで読めてしまうときだってある。だいいち、君が知らない情報を俺は知っているという優越感がシャクにさわるのである。

そういう訳で、これから最終予選が続くし、オリンピックと大きな試合があるのでこの苦労はしばらく続くのですが、みんな寝静まった頃にやるヨーロッパ時間の試合は、リアルタイムで見られる有利さがこちらにはあるんでね。

さて、本題です。サントリーから山崎、白州のノンビンテージ品が発売されました。山崎、白州と言えば、10年、12年といった貯蔵年数を制限していたのですが、この新商品は年数の垣根を越えてブレンドしたもので、よりリーズナブルなものになっています。12年ものにはさすがに劣りますが、それでもシングルモルトの個性的な味わいは、しっかり表現されています。

この夏は角ハイボールよりも高級な、山崎、白州ハイボールを一度お試しになってはいかがでしょうか。

 

♪はくつ~る♪

おすすめの日本酒の紹介です。

白鶴といえば、灘の有名すぎる大手蔵ですが、その白鶴からコアな日本酒ファン向けに発売されるのが、「荒駒」です。

純米酒でしかも生原酒、酒米には白鶴が独自に開発した「白鶴錦」を使用するというスペックもさることながら、発売日に蔵元から直接、店にクール配送してくるという手のこりよう。

さっそく試飲してみると、生酒独特のフレッシュな甘酸っぱさが感じられ、原酒ならではの濃い、しっかりとした旨味がおいしいです。

料理にも合いますが、あてなしで、これ単独でもいけそう。原酒なんで度数は少し高めです。

期間限定、無くなり次第終了ですのでお早めに。

すき焼きのグラタン

また新メニューを考えました。すき焼きのグラタンです。見た目はこんなんです。

 

簡単に言うと、すき焼きの上にホワイトソースをかけて焼き目をつけてみました。

下のすき焼きは、牛肉、白ねぎ、玉ねぎを砂糖、しょうゆ、赤ワインで煮込みます。これだけでは味が濃いので、すき焼き本来の生卵をつけるかわりに、ホワイトソース(正確にはホワイトソースに卵黄、チーズを加えたモルネーソース)と一緒に食べます。

これがなかなかの新感覚でおいしいです。ホワイトソースとしょうゆって合うんだあと新たな発見です。ぜひお試し下さい。

おからのコロッケ

先日、お店で扱っているお豆腐屋さんで、「おから」をサービスしてもらったので、早速お惣菜の定番「煎りおから」を作ってみました。まずは「おから」を鍋でさらさらになるまで煎り、具材を入れ、だし、調味料を加えて完成。具材にはとりミンチににんじん、枝豆。

出来た煎りおからを見ていると、丸めて衣をつけて揚げたくなる衝動に駆られたので、コロッケにしてみました。

さて、ソースは何にしようか。中はしっかり味がついているので、とんかつソースのようなものだとソースの味が勝ちすぎているので、それをだし汁で薄めてみました。アクセントに好みで練り辛子か。

庶民的、家庭的な食材である「おから」が素敵な一品になりました。早速メニューに載せてみます。