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ドミノ倒しの最初の一手

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消費税増税法案が衆議院にて可決されました。こと商売をやっている身としては、インパクトの大きい問題です。果たして実際に消費税が上がる数年後は、どんな世の中になっているのでしょう。景気は上がっているのでしょうか。

個人的な事情を抜きにして、今回の大きな問題は、消費税を上げるかどうかという点ではなく、民主党が分裂するかという点でもなく、民主党のマニフェストに書いてないことを国民に断りもなくやった、という一点に尽きると思います。

飲み屋のような公共の場で話す話題として、政治、宗教、野球は3大御法度なんですが、それでも胸にモヤモヤとした憤懣があるので、こうして言いたくもなります。

民主党が政権となった選挙で、これは国民との契約ですと掲げたマニフェスト。書いてある事をやろうとしたけどダメだった、道半ばであるというなら百歩譲れるとしても、やらないと言ったことをやるのは契約違反以外の何物でもありません。あのとき、民主党に一票を投じた人は、消費税を上げることには了承した訳ではなく、マニフェストを読み、政治を変えて欲しいと思って投票したはずです。

こんなことがまかりとおるなら何でもアリです。次の選挙で、立候補者は当選できそうなエサ(マニフェスト)を掲げて当選する。→任期期間中、マニフェストに書いていない政策を行う。→ますます政治不信になる。→投票率は下がる。→組織票で当選できるようになり、特定団体との癒着が増える。アンフェアで金にまみれた古い政治の再来である。

今回の一件は、こうした民主政治崩壊スパイラルというドミノ倒しの最初の一手に思えてなりません。

消費増税に賛成の人は、国の財政再建のためにはやむなしと言いますが、個人的には消費税をいくら上げようと(30%、50%でも)、財政再建に向けて効果的とは思いません。この理由と根拠はまたいつかどこかで。